【タイトル】

5歳児年長組 こいのぼり作り取組の様子

【本文】

世界でひとつだけの こいのぼりを作ろう! 園庭に泳ぐこいのぼりを見て、年長組のこいのぼりミッションは、スタートしました。 「世界でひとつだけのこいのぼりを、自分たちでも作ってみよう」 と、4~5人の友達で、こいのぼり作りはスタートしました。   何色のこいのぼりにする?  どんな模様にする? 相談は、年中組でも経験してきました。 「グループ全員が納得しないと決定にはならない」ことは、分かっている様子です。 すぐに相談がまとまるグループ。 意見が分かれ、なかなか決まらないグループと様々です。 意見が分かれたときは、 自分の考えを主張するだけでなく、 「いい考えがある!」と、解決策を提案する幼児もいました。 色が決まったら、次は模様です。 設計図を描きながら、イメージを視覚化していきます。     降園前には、学級のみんなの前で、どんな模様のこいのぼりにするのかを発表しました。 「最初は、花と星の模様だったんだけど、うさぎやくまがいても可愛いよね、って加えました」 「ハートとチェックで意見が分かれたから、チェック模様のハートにすることにしたの」     材料を選んで、実際のこいのぼりを作っていこう! 「4月19日までに、こいのぼりを完成させよう」 ここからは、その目標に向かって、グループで取り組んでいきました。 作る時間を先生が決めるのではなく、 一日の中で、いつ作るのかを、グループの友達と相談しながら、 4月19日までに完成できるよう取り組んでいきまます。 生活に見通しをもつ力や、自分の気持ちをコントロールする力などが必要になってきます。 初めは、外遊びが楽しくなってしまって、こいのぼり作りのことをすっかり忘れてしまうグループもありましたが、徐々に、自分たちで決めた時間に集まり、こいのぼり作りに取り組む姿が増えてきました。 設計図の絵を、どんな材料を使って実現していくのかも相談しながら進めました。 設計図を見ながら進めていきます。   「きらきら折り紙で、ハートを作ることにしない?」 「設計図にある緑のお花は、私が作るね」 友達に、自分がしようとすることを言葉に出して伝え、友達の合意を得ながら進めていきます。     今日の取組「がんばったこと」を、毎日振り返りました。 他グループの進み具合を聞いて、取り組むことを忘れてしまったグループは、焦る場面もありました。   いよいよ完成! しかし、外は雨☔ 完成日を目指して、友達と頑張って作ったこいのぼりです。 そこで、玄関近くのピロティに飾りました。 先生が、ひとつひとつのこいのぼりの素敵なところを紹介していきます。 そして、翌日。 快晴! こいのぼりの曲が流れる幼稚園の庭に、「世界でひとつだけのこいのぼり」を泳がせました。 みんな手を叩いて大喜び! こいのぼりも気持ちよさそうです。 一週間以上かけて、友達と作ったこいのぼり。 愛着が沸いて、こいのぼりに名前を付けるグループもありました。 そして、5月2日。 こいのぼりパーティをしました。 気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりの下で、みんなでお弁当を食べました。     こいのぼりのように、南陽幼稚園のこどもたちも 元気にたくましく育ちますように!          


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